夜のピクニック
結構評価が高かったので、楽しみにしてました。恩田陸のいいところを存分に味わえる作品でした。ある高校の謎行事…一晩かけて歩く…その一晩の物語です。帯に「ノスタルジーの魔術師」とありますが、本当にはっきり形にできない、でも懐かしい頃を思い出せます。高校時代の、長く長く準備を重ねて来たのに一日で終わってしまう行事への寂しさ(別に歩くわけではないですが)。非日常的な行事での感覚が懐かしいのです。
特に事件が起こるわけではなく、基本的に歩きながら(時には走りながら)話しているだけです。秘密のある西脇透と甲田貴子。そのまわりをそれぞれの友人知人達が入れ替わり立ち替わり現れて、話をしていきます。みんな話をしているだけ…でも最後には明らかに彼らの心の中には変化があって、私はその変化に満足感を感じていました。
恩田陸の作品の中では、かなり爽やかかつ懐かしい雰囲気ですので、おすすめです。
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コメント
西脇透と申しますm(_ _)m
自分の名前を検索したらタマタマここに流れ
つきました。
自分の名前(漢字も同じ!)が小説の中に
使われているのって変な気分ですね・・・。
作者はなんでこんなマイナーな名前、しかも漢字
まで同じのを使おうと思ったんやろ・・・。
読んでないけどもしや小説の中の人物も僕と同じ
36才の大阪人なのか!?(@_@)
投稿: スケル | 2007/03/21 15:30